20世紀最後のおもちつき <平成12年12月30日> |
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今から20世紀最後のもちつきです。 なぜ30日につくかというと・・・ 31日につくと「一夜かざり」と言ってえんぎがよくないからだそうです。 おじいちゃんがもち米をむすために火をたいています。 |
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もち米がむせるまで、「うす」をおゆであたためておきます。木の「うす」って、今ではめずらしいでしょう? |
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ゆげが出てきました。中まできちんとむせてくるとOKです。 なかなか火かげんがむずかしいようです。 |
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むせたもち米を「うす」にうつしたところです。 かなり熱いです。 |
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そのままではつけないので、「きね」でこねていきます。 もち米がつぶれて、飛びちらないくらいまでこねていきます。 |
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さあ、ここからついていきます。ここでは2人でついていますが、1人でついたり、3人でついたりするところもあります。 けっこう重いので、何うすもつくとたいへんつかれます。 |
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Pちゃんもついてみました・・・しかし、あんまりきねが重いので、おじいちゃんに手伝ってもらっています。(^.^) |
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あるていどつけたら、今度は「手合わせ」をする人とペアになってつきます。つけていないところをひっくり返したりして、まんべんなくつけるようにするのです。 よく夫婦(ふうふ)でペアになってつくので、ふだんからなかよくしておく方がいいかも・・・(^^ゞ |
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つけたもちはおぼんにとります。白く見えるのは米のこなです。 |
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もちのかたまりから小もちの元をひねり出します。かんたんなようで、これがなかなかむずかしいワザなのです。 どのもちも同じくらいの大きさにするのって、けっこうたいへんです。 やはり、おばあちゃんが一番じょうずです。 |
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ひねり出したもちを手で丸めます。 このような手つきで丸く形を作り、手のひらで形をととのえていきます。 |
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これでもちつきはおわりです。 「うす」や「きね」はきれいにあらって、かわかしてからしまいます。 |
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丸めたもちはPちゃんたちがはこんで、むしろの上にきちんとならべます。 上の方に見えるのは「つるしがき」です。これもお正月のかざりに使います。 |
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どうです?じょうずにできたでしょう。 このもちは「おぞうに」の中に入れて食べます。 みなさんのおうちの「おぞうに」には、どんなおもちが入っていますか?地方によって形やしゅるいがちがうので、調べてみるとおもしろいですよ。 |
これで、お正月のじゅんびの一つができました。 |
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