Pちゃんちの田植え奮闘記<平成12年5月28日>

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これがうわさの「田植え足袋(たび)」です。田植え専用の地下足袋(じかたび)です。

底がゴムで足首の辺りはくつ下のようになっています。
これのかっこいいのをウィンドサーフィンなどで使っていますよね。(^^ゞ

今年も、農家の店「し○し○」で980円でした。
5月28日(日)晴れ!!
今日は6時に起きて、準備(じゅんび)OK!

これが今年の流行している「ミレニアム田植えルック」です。???

日焼け防止(ひやけぼうし)のために麦わらぼうの下にもう1つぼうしをかぶっています。

手も日焼け防止と手荒れ(てあれぼうし)のためにビニル手ぶくろをはめています。

もちろん、真っ黒のサングラスもかかせません。

腰(こし)にさげたイネの苗入れのかごがおしゃれですね。

モデルは、Pちゃんのお母さんです。
これから植える苗です。

すくすく育っていて、とてもきれいです。

とくに大きく育っているものは手植え用においておきます。
田植えをする前に苗の消毒をします。イモチ病などにきく薬をパラパラとふりかけています。

あまり使いすぎると川に住む生物にわるい影響(えいきょう)がありますので、決まった量(りょう)より多くは使わないようにします。
一輪車(いちりんしゃ)を使って苗(なえ)を運んでおきます。

この田んぼに何枚おくかは、おじいちゃんが決めてみんなに指示(しじ)します。
田植機を使って植えていきます。

まっすぐに植えるのはむずかしいです。足下をばかり見ていると田植機はクニャクニャいがんでしまいます。

田植機は80万円くらいします。10年間は使えるそうですが、1年で使うのは田植えの日たった1日だけです。
ですから、田植え1回で約8万円かかるのです。
今年も、Pちゃんはちゃんとお仕事をしていますよ。

長ぐつで田んぼに入るとぬけなくなるので、Pちゃんは「あぜ」から植えています。

田植機で植えているのですが、機械がUターンするあたりはどうしても植えられないので、手で植えなければなりません。
イネの苗(なえ)はこのように指(ゆび)ではさんでもちます。

Pちゃんもなかなかよい手つきになってきました。
やっと田植えが終わりました。きれいに苗が植えられているでしょう。

すくすく育って、9月に稲刈り(いねかり)ができればいいなぁと思っています。
これが農家のお昼ごはん風景です。

足がどろどろなので家の中に入ることができません。そこでこのように庭先で食事をします。

じゃあ、トイレはどうするって?

これは外ではできないので、田植え足袋(たび)の上からビニルぶくろをかぶせて家の中のトイレに入るのです。
昼ごはんのあとは後かたづけです。

これは苗ばこをあらっているところです。きれいにして、来年また使うときまでしまっておくのです。
田植機もきれいにあらいます。どろがついているとサビてしまいますから。

機械(きかい)をあらったあとで人間もおフロに入ります。
日曜日はよいお天気だったので、顔や手がヒリヒリしました。

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